ダブル不倫での慰謝料請求を完全に退けることができた事例
- cases366
- 2021年02月22日更新
- 40代
- 女性
- 主婦
- 不倫
- 慰謝料
- ダブル不倫
- 減額
- ■配偶者の年齢・職業 40代 [会社員]
- 請求金額100万円
- 最終金額 0円(請求を退けた)
ご相談に至った経緯
専業主婦であるAさんには、Bさんという夫がいますが、ある日Bさんは、Cさんという既婚女性と不貞関係になってしまいました。不貞を知ったCさんの夫であるDさんは、Bさんに対して500万円の慰謝料請求をしてきました。
AさんとBさんは、減額しようと交渉し、何とか100万円まで下げることができましたが、Dさんはそれ以上の減額には応じてくれませんでした。困ったAさんは当事務所に相談にお越しになりました。
ご相談内容
Aさんのご希望は、慰謝料を下げることでした。
また、今後トラブルが二度と起こらないように、きちんとした合意を取り交わしたいというご希望も有していらっしゃいました。
ベリーベストの対応とその結果
本件はそもそも、AさんもCさんに対して慰謝料請求をすることができます。そこで、その点をDさんに対して強く主張するとともに、裁判に移行してもお互いに負担が大きくなるだけであること等を説得しました。
その結果、Dさんも納得して慰謝料請求を取り下げました。AさんもBさんも慰謝料を支払う必要が全くなくなったのです。
また、本件について二度とお互いに蒸し返さないという趣旨の合意書を取り交わすことができました。
本件のポイントは、AさんもCさんに対して慰謝料請求をすることができる、ということでした。この点はDさんも理解していたものの、当事者間の交渉段階では感情的になっており、必ずしも十分に検討できていませんでした。
しかし、当事務所の介入により、法律関係や今後の見通し等を正確に伝えることができ、また弁護士が介入したことによるプレッシャーを与えることができ、無事に解決することができました。慰謝料がゼロになったので、AさんのみならずBさんも非常に喜んでいらっしゃいました。
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